パン屋でバイトしたいけど、全くパンのことなんてわからないからなあ~とちょっと不安
な人のために今回は、パンを作るのに聞きなれない最低限必要な道具の名前、特徴、を説明しますね。
材料編はこちらで見て下さいね↓
パン作りに必要な道具
1.はかり
デジタルばかり…塩やイーストなど少量を計量する
竿秤…出来上がった生地を一定量に分割してはかる。生地を仕込んでいるお店はこの秤を
使っていることが多い。この秤は明治時代から使われていて、例えば100gに生地を
20個分に分割するとき、天秤方式で片方を100gのおもりで設定していれば、生地
をのせた時につり合えばオッケー。この方が早く確認でき効率が良いのが、今でもパン屋で使われている理由
パン屋さんの中を見れるお店があったら、こういった秤が置いてありますよ。
2.カード…プラスチック製のヘラ
使い方として、直線部分は生地や材料を切り、カーブの部分では作業台や
ボウルについた生地をこそげとるのに使う
3.スケッパー…ステンレス製が一般的
生地の分割に使う。また、生地に切込みを入れる時にも使う。
4.クープナイフ…生地の表面に切れ目を入れるためのナイフ
カミソリの刃もしくはペティナイフなどが使われる。
5.番重…プラスチック製の箱
生地の発酵のため、休ませるために生地を入れておく。
重ねられるため、場所をとらない。
6.発酵カゴ…ハード系などの生地を発酵させる時にいれる籐製のかご
円形や楕円形などの形がある
7.パン型又は焼き型…パン生地を入れて焼く金属製の型のこと
食パン型、ブリオッシュ型、クグロフ型などある
8.天板…オーブンに入れて生地を焼く時に使う四角いプレートのこと
このようにパン屋では、様々な道具を使ってパンを作っています。
パン製造に必要な機材
それではお次は機械などの説明をしましょう。
1.縦型ミキサー…生地を作っているところはこのミキサーを使っている。
2.ホイロ…発酵室のこと
生地にとって最適な温度と湿度を保てる場所。
3.リターダー…冷蔵庫のこと
冷凍生地の解凍や貯蔵保管などの使われる。
4.ラック…棚
焼く前の生地がのった天板や食パン型などを並べたり、
どんどん焼きあがるものを一時的に置いておく棚
5.窯…オーブンのこと
6.めん台…作業台のこと
厚みがあって重いまな板が一般的に使われている
出来上がった生地の分割、丸め、成形などを行う場所
こういうものがパン屋にはあるので、事前に知っておくと楽だよね。
パン屋さんで、中がちょっとでものぞけるところがあると、
けっこう色んな物が置いてあるから
見てみると参考になるよ。