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パン職人になるのってきびしいの?

b4ab1bc917f1b1b320f54a3bbdb3ea31_s パン屋選び

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ぶっちゃけきびしいですね。

 

でもですよ、パン職人に限らず、職人と呼ばれるまでにはなんでも大変なんですよ。

お菓子職人、すし職人、家具職人、植木職人などあるけれど、

どれも3~5年、時には10年なんてかかる職人もあるんですからね。

 

自分で一人前になるには、覚悟がないとできないってことですよ。

それと、センスも必要かもしれない。

人の目にとまるってことは、それだけ魅力的なものに出来上がっているんですから…ね。

 

自分にはセンスなんて…ない。

なんて、やる前から思う人がいるけど、やってみてはじめてわかるんですよ。

 

とくにパン職人になるには、なんの経歴も必要ないので、誰でもチャンスがあるってことです。

 

はじめてやっていくうちに自分にあってる、あってないがわかってくるんじゃないかな…

まずは思い立ったらやってみることだよ!

 

 

パン職人を目指している人に聞いてみた!

管理人ヒロもパン屋で働いていますが、50歳からパン職人になろうとしている

みいさんの人生をお伝えしますね。

主婦で高校生のお子さんがお一人。

旦那さんは会社勤め。

よくある平凡な家庭のかた。

みいさんは結婚する前、パン屋で1年ほど働いたことがあったんだけど、

結婚して家庭に入ってしまったためそれ以来、働いていなかったんですって。

その間、家で趣味としてパンを焼いていた。

子供がだんだん大きくなって手が離れてきて、この先の人生を考えたら、

私は何をしたらいいんだろうと悩んだみたい。

そこでパン屋で働こうと決心したけど、

50歳で女性となるとなかなか現実問題、やとってくれるところがない。

 

専門学校卒業や製パン技術の資格を持っていれば、多少、考慮してくれるかもしれないけれど、

この歳から始めるとなると、体力的に続かないと思われてしまう。

 

そこで思いきって近所のパン屋に、ボランティアでいいから働かせて下さいと頭下げたんですよ。

そのお店は、店長と助手の若い男の子と販売の3人でまわしている小さなパン屋。

募集もかけてなかったので、修行という形で中に入れてもらった。

朝4時、誰よりも早く出勤し、お店の掃除、準備をひとりで毎日続けた。

店長と若手の子が来てからは、ふたりの邪魔にならないように仕事をみてるだけ…

閉店は18時

それでもみいさんはなんとか覚えようと帰ってから、今日やったことを細かくノートに書き留めておく。

 

家庭は?

旦那さんとの約束で、家庭に支障がないように…が条件だったので、夕飯もいつものように作り

朝は、朝ごはんと2人のお弁当を用意してから出勤。

こんな状態が半年。

さすがに店長も折れて、若手と交代要員として正式にやとってもらえることになった。

 

この根性があれば、歳や経験なんて関係ない。

ちゃんと認めてくれるんですよ。

その仕事ぶりは、若手を抜くほどに要領よく、仕事の組み立てができていた。

パンの成形も家で練習していたため、それほど時間はかからなかった。

 

一年が経って若手は辞め、正式にみいさんは社員として雇われることになった。

それから2年、地道にやっていたら、仕込みもまかされるようになり

お店のほとんどの商品ができるまでなった。

 

その間には、自分より年下の店長から怒鳴られ、怒られ、何度も辞めようかと思ったが、

ここで辞めたら今までの苦労が何だったのか?と思いとどまった。

 

今は、店長を超えるまでになったら自分のお店を出す…という目標をもって働いている。

精神的にも肉体的にもギリギリだけど、家族が応援してくれ、夢を実現するということに向かうのみ。

こういう思いがあるからこそやっていけるんだと思いますね。

 

パン職人になるにはどこで働くのがいいの?

パン屋でも個人店、ホテル、ベーカリーレストラン、大手パンメーカーとあるけれど、

専門学校卒や製パン技術などを持っていなかったら、個人のお店がいいかと思いますよ。

ホテルだとかなり厳しかったり、コネがないと入れなかったり。

またベーカリーレストランや大手パンメーカーだと、粉から作っていないところもあるので、

いちから覚えられない場合があるんです。

そうなると、個人店でやっているところはだいたい、いちから作っているため修行する場にいいんです。

 

 

 

 

 

 

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