まず、お店のオープンまでにすることから始めるよ。
販売のお仕事
１．お店の清掃をする…パンを並べている台やレジまわり、トイレ、外の掃きそうじなど
２．焼き上がっているパンをお店に並べる
３．プライスをつける
４．看板の準備
５．パンの仕上げのお手伝い…例えば、デニッシュなどにナパージュ（照りを出すジャム）を塗ったり粉糖をかけたり、スパイスをかけたりなど
６．補充物をする…パンの袋詰につかう袋や紙袋、パンをとめるビニタイなど必要なものの準備
７．レジの準備
８．トレー、トングの準備
９．予約があれば予約の確認
…などお客様が来る前までに行う。
オープンしてからは…
お客様がきたらレジに入る。
常にパンが焼き上がってくるのでその都度お店に並べる。
お昼前から混みだしてくるのでレジに入り、
空いた時間に焼き上がったパンを並べたり、
パンの整理をして常にパン台をキレイにし、見栄えよくしておく。
食パンのスライスができるならスライサーでカットしておく。
午前中はこんな感じで、あっという間に過ぎちゃうんだよ。
製造の場合は、担当のところでやることがちがうので、流れをかいておきますね。
生地が出来上がったら、
分割ー丸めー成形ー窯入れ
と常に繰り返して何種類もののパンを焼きあげるんですよ。
午前中はとくに早くお店にパンを並べたいので、動きっぱなしで余裕がない感じですね。
とにかく生地が出来上がったら、生きているものなのでどんどん膨らんできます。
生地がベストな状態で作業するには、なるべくスムーズに行わないと
いいパンが出来上がらないんです。
どちらの仕事でも本当に、あっという間に午前中が過ぎちゃいます。
それだけやった感があるってことですよね。
でもデスクワークのほうが座っていられるし、仕事もそこまで急がなくてもいいし、
休憩もできるし…と思ってしまう方にはキツイかもしれませんね。
時間ばかり見て過ごす仕事か？
または、
あっという間に過ぎていく仕事か？
どちらがいいかを決めてからバイトを探しましょう。
管理人ヒロの午前中のバイト話
とにかくパン屋の朝は、忙しい！
製造は特に、パン生地がどんどん出来上がってくると、丸めたり、パンチしたり、包餡したり
形にしたり…を素早く行わないと、また次が出来上がってくるので、生地との競争が続くんです。
でも、それがなんとも言えないおもしろさがあるんですよ。
これはやってみないと感じられないと思いますね。
窯だってそうです。
どんどん形作られたパン生地が、窯に入っていくんだけど、スムーズにいれていかないと
詰まってしまい、待ち状態のパンが出てきてしまうんです。
それをどうするかを考えて窯入れしていくのが、なんともプロっぽく感じられて
とても優越感が味わえるポジションなんです。
こんな経験ができるなんて素晴らしいと思いませんか？
私は毎日充実していましたよ！
あなたも、こんな充実した毎日を送ってみたいと思ったらパン屋で働いてみてはいかがですか？
