こんなイメージがありませんか?
そうなんです!
先にぶっちゃけちゃいますが、
パン屋の正社員はバイトに比べてかなりハードです!
そこで今回はもう少し具体的に
- 正社員とバイトの違い
- 正社員になるデメリット
- まとめ
をお話していきたいと思います。
正社員とバイトの違い
まず、正社員とバイトの一般的な違いをお話ししましょう。
お給料
正社員は決められた金額がもらえます。なのでお金の心配なし!
と言いたいところですが、実際は労働時間が多く、休みも月にしてみたら少ない。時給で換算したら500円以下になる会社もある場合も…
その場合、ボーナスや昇給制度がある会社を選んだほうが良さそう。
バイト
働いた時間もらえるけど、休んだ分はもらえない。なので早朝や夜などの時給アップの時間に入ると、多少稼げるかな・・・?
仕事スキル
正社員の場合、長期で働くということが前提なので、ある程度覚えてくると、責任ある仕事を任せるという重要な立場におかれる。
優先的に仕事をやらせてもらえるため、バイトに比べてより多く実戦経験ができる。
バイトでは、決まった時間に仕事をしてくれる学生や主婦などが多く、その範囲でこなしてくれればよし!という感じ。何かあれば社員さんに任せる事ができる。
福利厚生
正社員の場合、入社と同時に社会保険や雇用保険等が通常つきます。
(つかない会社もあるようですが・・・)
ということは例えば、けがや病気をしたときに病院の費用が健康保険に比べ安い!
雇用保険は、その会社を辞めた時に失業保険がでます。
とはいっても、お給料からそれぞれ保険料として天引きされますけどね。
まあ、保険なのでこの先の安心料ということみたいです。
バイトは基本つかない。
その他
会社によって、健康診断がうけられたり、社員旅行などの行事に参加できる。
バイトは基本、参加できない。
正社員になるデメリット
正社員になると、仕事やお金の面で安定、安心な部分がありますが、実際のところいろいろ不平不満がでてきます。
ここで不満度が大きい順にあげていきたいと思います。
これは、私の経験上で感じた順位ですのであしからず・・・!
1.店長と合わない
これはかなりキツイ。これをイヤミ上司と言うんでしょう。
「アナタ、どういう仕事してるんですか?その年で、学生気分が抜けないんですか?遊び出来てるんじゃないんですよ。」
とか…
「この前言いましたよ!あなたバカなんですか?」
などなど、もっとありますが、長くなってしまうのでここらへんまでで!
職場の上司と合わないのは最悪。しかも、いじめの対象になりがちなのが中間にいる社員が多い。
2.労働時間が長い
とにかくパン屋は、仕事があるある。
やってもやっても次から次へと仕事がでてくる。ましてや、使えないバイトやパートさんだと残った仕事が最終的に社員である私に全部くるため結果、定時になんかあがれない。
3.休憩時間が短い
パン屋の休憩時間はほぼ時間どおりにとれない。パン生地はまってはくれないので、ひと区切りつかないといけない。また、お客様も常に来たりすれば、なかなかとりづらかったりすることが現状。
4.休みなのに出勤させられる
まず、バイトやパートさんが急に休むとなったら、休みでも呼び出されます。
しかも学生は試験期間、主婦は学校、園などの行事や大型休みなどで休みをとるので、
5.人間関係に悩まされる
パン屋の正社員は、いわゆる中間管理職。
店長からはスタッフの指導をするように言われ、バイトやパートさんからは、そこまでできないとグチグチ言われ…
6.給料少ない昇給なし
パン屋は薄利多売!
数を売ってなんぼの世界。売上をあげない限り、昇給は期待できない。
参考までに私が個人店で働いてた時は
週一休み
一ヶ月手取り16万円
一日12時間として25日出勤するとしたら=300時間
時給=533円
何十年前の時給ですか?というくらいでやってました!
と、まぁ~こんな感じで正社員はかなり、覚悟していかないとやっていけないですね。
まとめ
今回は、パン屋の正社員についてお話してきました。
パン屋の正社員になるには、
- お金なんか関係ない。パン屋で安定して働きたい!
- 技術を身につけたい!
- いずれパン屋開業を目指している!
などの覚悟や目標がないと続かないでしょう。
どちらにしても自分がどういうスタイルで働いていけるかを、始める前にもう一度見直してみましょう!