パン屋さんのイメージって、いつも忙くて大変そうだと思いませんか?
そんな中で働く人たちはどんなタイプなの?
と、思ったらちょっと気になったので、私が知っている限りまとめてみました!
あくまでも私の見てきた方々だけなので、参考程度くらいにしてくださいね。
会社員で働く人は?
まず、一般的に多い会社員についてちょっとお話します!
私もパン屋で働く前は、一応、会社で務めたことがあるのでOL時代を経験してきたことがあります。
本当に今思えば、確実に一定額のお給料がもらえ安定した生活がおくれていたので、不安など一切ありませんでした。
お金の不安はなかったものの仕事内容はというと、PCに相手先や数字入力などの単純作業で毎日がほぼ同じ。
ってことは、変化しない繰り返しの毎日という習慣のように送れる人が会社員として続けられる気がします。
また、
- 言われた仕事をこなせる人
- 失敗を恐れて安全な道を選ぶ人
- 生活のためと言い訳してやりたいことをやらない人
という感じがほぼ。
これが悪いわけではないですが、自分に責任がかからないように生きてるように見えます。
ただ、安定を求めるなら会社員はおすすめです。
仕事をある程度覚えてしまえば、あとは単純な毎日。
- 変化が嫌いな人
- 周りを気にする人
は、会社員では多いような気がします。
パン製造で働く人は?
何かを作り上げるということに対して、こだわりを持っている人が多いような…
それっていうのは、
- 自分の考えをもっていてまげない
- 人に合わせるのがあまり得意なほうでない
こういう言い方をすると悪いイメージがしますが、ポジティブに考えれば、パンを作ることに一生懸命なのでしょう。
ってことで製造で働く人のタイプは
内向的でこだわりがある人
が多いかと!
販売で働く人は?
人と接することが好きで話も得意な人が多いです。
パン屋では、レジだけ打ってれば良いわけでなく、お客様がパンのことを聞いてきたりするためそれに答えなければなりません。
しかも個人店の場合は、地元の方々で成り立っているので会話が重要になります。
そういう地元のお客様は、会話好きな人たちが多いため、うまく会話ができなければその店の評判も下がってしまいます。
これはちょっとオーバーですが…
ある程度の言葉づかいと受け答えができればいいです!
できれば笑顔があるとなおOKです。
ってことで販売で働く人のタイプは
人見知りせず気配りができる人
が多いような感じ!
販売のプロに出会った体験談
今までバイトをしてきた中で、販売はほとんどやったことがなかった私。
ある個人店のパン屋で出会った販売の女王、ゆきさんの影響をうけ販売に対する考えが変わりました!
今までのパン屋のレジを思い返してみると、忙しく殺気立っていて、一秒でも早くすませてお客様に帰ってもらう。というように見えてました。
けれど、ゆきさんの販売は全く違っていました。
それというのもしばらくの間、販売の人手が足りなかったため急遽、私が販売に入ることになったのがきっかけでした。
あっ、私ですが製造勤務しております。
まったくのど素人販売だったため、新人さんと同じ対応でしたが、唯一パンの名前と値段を把握していたので、なんとかついていけました。
が、レジではなかなかの「のろま」っぷり。
緊張してパンの袋詰がうまく入れられなかったり、あげくにはパンを潰してしまったり、落っことしたり…と、お客様をいつも以上に待たせてしまいました。
それをフォローしてくれたのが、ゆきさん。
お客様に、
「販売は新人だけど美味しいパンを作ってくれてる人なんですよ…」
「パンのことなら彼女のほうが得意なのでなんでも聞いてくださいね…」
などとミスをカバーするように、私の良い面をアピールしてくれました。
そんな言葉をすらっとかけてくれるゆきさんは、お客様から絶大な人気の販売員。
その秘密は、忙しくても嫌な顔せず、お客様のお話をちゃんと聞き、それに笑顔で答えてくれます。
そして、お客様一人一人の顔と好みのもの苦手なものを把握し、おすすめするものを選んでいます。
この技はかなりの確率でお買上してくれます。
ゆきさんは、売上女王でもあるのです!
さらにお客様に対する意識が高く、その人の体調や気分、顔色などを察知して
「今日は〇〇な気分ですね。」
と、ほぼピッタリ精神分析医なみに当ててしまいます。
そこから、世間話やパンのことなどを話したりしていくうちにお客様はみんな、ゆきさんの虜になっていました!
そんな大人気のゆきさんなので、お客様は
ゆきさんにお願いするわ…
ゆきさん呼んでくれる?…
ゆきさんに予約してもらうわ…
などとゆきさん指名がほとんど。
私なんか、いらっしゃいませと言って、レジを打ち、袋詰してありがとうございましたというだけ。
これでは、売上にも貢献できないしお客様にも好かれないただのロボット販売ですよね。
ゆきさんはこんな感じでお客様と世間話をしていく中で、まったく勧誘要素を感じさせず、自然とパンをおすすめし買っていただく。。
そこが販売員にとってのプロと言える部分ではないかと私は思いました!
まとめ
今回はパン屋で働く人のタイプについてお話しました。
パン製造に多いタイプは…内向的でこだわりがある人
パン販売に多いタイプは…人見知りせず気配りができる人
というような感じでした。
これはあくまでも私がお店で出会った人たちの話ですので、こういう人たちばかりではないので参考までに!