ケーキ屋とパン屋さんって、近いイメージがないですか?
ものを作る…ということでは一緒なので、どちらの仕事についてもできる?とは思います
が…
ケーキ屋のお仕事とパン屋のお仕事の内容は意外にもちがってたりするんですよ。
ケーキ屋向き、パン屋向きとは?
まず簡単に言うと、
ケーキ屋は!
細かい、神経質、繊細、取扱い注意、キッチリ、丁寧さ…というように
常に神経を使う。
なので、几帳面の方はケーキ屋のお仕事がむいてるかもしれませんね。
また、ケーキ屋といえば、ほぼ甘いものか作っていません。
甘いもの好きであればとくに問題はないけれど、そこまでは…という人だとちょっとキツイかもしれませんよ。
パン屋は!
というと、ケーキ屋ほど、きっちりとはしてません。
むしろ、感覚、スピードが重要。
しかも、スイーツ系パン、お食事パン、惣菜パン、揚げパンなどの種類があるので、バラエティが豊富。
なので、飽きずにいろんな種類のパンが作れる。
パン屋さんのお仕事の参考ページはこちらを読んでみてね!
それでも悩んじゃうな~っていう人は、パンとケーキを扱っているお店もあるので、そちらで両方やってみるのもいいですね。
ケーキ屋のお仕事とは
接客
レジ
ラッピング
掃除
が基本です!
接客の際、どういうケーキなのかを聞かれることがあるので、
味、どんな材料が使われているか、食感は?
などの受け答えができるようにしておく。
ラッピングについて説明
ケーキは箱に入れるのが基本。
その際、どのくらいの箱にどうやって入れるかを覚えます。
またプレゼント用などに多い焼き菓子では、リボン等で飾りつけしてラッピングするため、いかにきれいに見栄えよくできるか…センスが必要になってきます。
お店によって
製造補佐の仕事…カットされたケーキにフィルムを巻いたり、銀紙に置いたり、フルーツをカットしてのせたり、スポンジ生地を型から出したりなどする。
管理人ヒロのケーキ屋体験談
ケーキ屋のお仕事をもうちょっと説明しますね。
私が短期でバイトしたケーキ屋さんは、個人店なんだけどカフェスペースがあり
製造は2~3人、販売1人、カフェ1人という4~5人体制のお店でした。
なんといってもケーキはデリケート。
扱いにかなり気を使いますね。
ちょっとつかむのに力が入ってしまったものなら、潰れてしまいますし、
ましてや倒したりしたのなら、商品になりません。
箱詰めに関しても、ちゃんとケーキが崩れないように入れないとだし、
包装だって見た目が重要なんです。
そして何よりクリスマスが一番、忙しいんですよ。
この忙しい時期にバイトに入ってしまったんです。
どの家庭にも、クリスマスにはケーキ…というように当たり前に用意してますからね。
当然、この前後の日は、ケーキ屋で最も混雑する日なんです。
普段はそれほど混雑してないのになれてると、クリスマスは大変パニクります。
お店の規模にもよるんだけど、小さな店舗でも100前後の予約がきます。
この受け渡しがかなりの神経をつかうんです。
当日、お店の中はお引き取りの方でごった返します。
そんな中で、予約の確認をしてお渡しするんだけど、より早くこの作業をしないと
長蛇の列となってしまうんです。
中には、急いでる方もいるためお客様をいらいらさせてしまうことも…
さらにこういう時に限って、予約間違えがあったりして…
もうこうなったら大変です。
製造さんにケーキを急いで追加してもらうんだけど、ピリピリムードに言ったら、
泣いてしまうほどの怒られっぷりです。あとはご想像におまかせします。
なので、かなりの覚悟がないとクリスマスには挑めません。
製造は製造で、スポンジ、クリーム、飾り付け…といったように常に殺気だってます。
バイトでは、型掃除、型にペーパーをしく、計量、スポンジの型抜き…などの補佐的な作業となります。
うまくいけば、クリーム作りや簡単な飾り付けを手伝えるかもしれませんが…
このように、憧れる職業となっているケーキ屋ですが、現実は厳しい世界でもあります。
それじゃパン屋は楽なの?
いえいえそんなことはありません。
パン屋だけではなく、働くってことは想像以上に楽ではないってことです。
でも覚えてしまえば、自分の仕事になるわけですからすばらしいことですよね。
どちらにしても、自分にあった方を選んでやってみることだよ!