暑い時に、パンなんか食べようものなら喉につまってつまって通らない…。
というか、そもそも食べる気が起きない!なんて思いますよね。
暑い時はやっぱりのどごしがいいものを選んだり、さっぱりしたものにしたり…
しかも買ってきたパンは、
温度や湿度が上がると鮮度が落ち、カビなどが生えやすくなるため買いだめする人も少なくなります。
なので、パン屋にとって夏が一番、売上が落ちます。
ってことは…ぶっちゃけ
パンを作る数が少ない=それほど忙しくない
ってこと!
それでは、夏場のパン屋はどんな感じなのか?夏の暑さ対策について詳しくお話しましょう!
夏のパン屋のお仕事とは?
先ほどもお話しましたが、やっぱり暑い時にパンを買いに来るお客様がガクーンと減ります。
そこで夏向けの商品をだしたり、ドリンクを充実させたり、
また、ラスクやクッキーなどの焼き菓子などでは、保存期間がパンに比べて長いため数を増やしたりします。
さらに、夏セールなどしてお客様を呼びこんだりします。
また、お客様は昼間の暑い時間をさけ、朝や夕方頃の時間帯に買いにくることが多くなります。
なので、お昼より夕方になるべく焼き立てのパンをだすように変えたりと、夏には夏の対応をしなくてはなりません。
とはいえ、パンの生産は通常に比べ少ないのは確かです。
そのため早くあがれたり、休みがとりやすかったりします。(これは社員さんにとっていい話ですが…)
バイトさんにとっては、お給料が減るってことなのでいいとはいえませんが…
ただ、この時期にアルバイトを始めると、忙しい時期に比べ丁寧に教えてもらえる可能性が高いかも…!
パン屋で働く人の夏場はどうなの?
お店はクーラーがきいていて快適に仕事ができます。でもやっぱり、窯のまわりは熱風がくるので、暑いのは覚悟!
でも仕事に集中しているとだんだん暑さに慣れてきて、こんなものか~と思えたりします。
慣れってスゴイ。
しかも室内だからまだ耐えられますが、例えば交通整理やイベントスタッフなどの外仕事は、ギラギラ太陽浴びまくり。そんなところで1日中働くよりはまだいい方かもしれません。
でも、中の仕事でも熱中症になったりすることがあるので、そこは充分気をつけて水分補給を常にすること!
夏バテ注意!
製造の方はなんといっても常に動いてます。
しかも夏は、水分を普段より多くとるため、
水分でお腹がいっぱいになってしまい食事は少なめになりがち。
私も含めまわりの人たちもほとんどが夏場の間、1~3kgほど体重が落ちてます。
ダイエットするまでもなく、職場で痩せられるんですから…痩せたい人はいいですよ。
参考ページ(パン屋バイトで痩せるかも?)
そのかわり、夏バテになりがちなので注意が必要!
ここで夏バテの予防法として参考までに!
食欲が落ちるので、量より質で。日頃からバランスの取れた食事をしていきましょう。
とくに
タンパク質…豚肉、カツオなど
ビタミンB群…豚肉、卵、マグロ、うなぎなど
アリシン…にんにく、ネギ、ニラなど
クエン酸…レモン、梅干し、お酢など
ムチン…納豆、オクラなど
の5つの栄養素が疲労回復に良いです。
また、冷たい飲み物は胃腸を冷やしてしまうので、できるだけ温かい飲み物をとるように心がけましょう。
そしてなんといってもお風呂に入ること!ぬるめのお湯に(38~40℃)に20~30分浸かることで、血行をよくし疲れがとれます。
管理人の夏場対策
夏の朝イチ出勤は、一番得なんですよ。
何故かと言うと、早朝はまだ暑くもなく快適にお店につけるからです。
スタートから汗びっしょりだと、やる気も半減してしまいます。
まず、コックコートに着替えますがこれがまた分厚い。
肌に直接着てもいいですが、ゴワゴワ感があり私は一枚薄い下着をきます。
これはなるべく、汗を吸い取ってくれるものを着るのがいいです。
汗をかいてもサラッとしてますから、気持ち悪くならなくていいんです。
次に足元ですが、私は5本指靴下を履きます。
足も汗がでるので、靴の中は蒸れ蒸れ状態。
その点5本指ソックスだと、それぞれが離れているので蒸れにくくニオイも抑えられます。
そして窯担当の日は、クールタオルをつけます。
でも、すぐに溶けてしまうので、替えを何個か持ってきて冷凍庫に置いてあります。
ものすごく暑くて耐えられない場合は、大型の冷凍庫があるので、そこに何秒か入って体を冷やします。
これが意外にも気持ちよく、癖になります。
販売では、店内にクーラーはついていますが、やっぱり動いてると汗は出てきます。
でも、常に動きっぱなしではないので、とまっていれば汗は引きます。
なので、販売の方ではそれほど暑さは感じなくむしろ、快適に仕事ができます。
どちらの仕事にしても、水分補給はとるようにしましょう!