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意外とキツいパン屋バイト

b8d9b6296281240cf70db2e2726655ec_s パン屋バイトのメリット

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パン屋で働いてる人をみると、わ~いいな~かっこいいな~なんて憧れてしまう職業ですよね。
私も働く前はそうでした。

 

でも実際働いてみると・・・

 

理想と現実はちがうっていう感じ。

 

それでは隠さずはっきりとお伝えしていきたいと思います。

 

販売では…

パンの種類と価格をおぼえる

パン屋によって100種類以上あったりすると、名前と価格それにどんなパンか…を全部覚えなければならない。

しかも、季節や売れいきなどでパンの入れ替わりがあるため、そのつど覚えなければならない。

 

スピーディーなレジ

パン屋のレジは、混雑が集中してしまう。

特にお昼、夕方時は忙しいのでレジでもたついてしまうとさらに混雑。

このレジという仕事は、お金のやりとりとなるので、間違いは禁物。

なので、あせらずスピーディーにしかも確実にこなすことが要求される。

 

サッキングを丁寧かつすばやく

パンのサッキング(パンの袋詰のこと)も同じで、ここでもたついてしまうと、どんどんお客様を待たせることに。

でも焦ってしまうと、パンを落としたり、つぶしてしまったり…といった失敗が起こってしまいます。

なので、ここでもあせらず丁寧にしかもスピーディーさが求められます。

 

 

立ち仕事

休憩以外はほぼ立ちっぱなし。

なので、疲れやすい人はツライかもしれません。

 

コミュニケーション能力が必要

やはり販売のお仕事なので、接客があります。

あいさつはもちろんですが、お客様の質問や要望をちゃんと理解し答えることが必要となります。

 

 

製造では…

体力がない人

早起きが苦手

肌の弱い人

などは、もうこの時点であきらめたほうがいいかもしれないかな…

 

パンのミキシング作業の場合

パン生地を作るさい、こね上げた生地を出す作業なんかで何kg、何十kgの生地を持ち上げなくてはいけない。

そのため、腰や腕などを使うのである程度強さが必要。

 

成型作業の場合

パン生地を丸めたり形を作ったりする時、肩から腕を使う。

 

窯(オーブン)作業の場合

ホイロというパンにとってちょうどいい温度と湿度の部屋の中から、

成型された生地を出すんだけど、ベストな状態で膨らんだ生地を見極め、窯に入れる。

この時パン生地が天板に並べられているんだけど、窯に入れたり出したりする時に片手に一枚づつ持つのがほとんど。

そのため手首、腕とかなりの力が必要。

 

そして、パンの出し入れでカラダ全体を常に動かしているため、よっぽど体力に自信がないとやっていけない。

 

さらに、やけどはザラ。

パン生地は生きているので、ちょっとした時間ロスでも命取りになってしまうんです。

なので、スピーディーに窯入れすることになります。

気を抜いてしまうと、下面の窯に腕をつけてしまったり、熱い天板をさわってしまったり…

ということがあるので、常に緊張してないとやけどなんかすぐ。

 

立ち仕事

販売も製造も同じことですが、常に立ちっぱであること。

だいたい作業場は掃除しやすく滑りづらいコンクリートのところが多く、足の疲れが出やすい。

これはかなり足の負担がかかることに…。

 

そして冬場は足先から冷えてくるし、夏場は暑さで蒸れてくる。

 

えっこんなにキツイの?

なんてここまで読んだら気持ちが落ちちゃうよね。

 

このキツさを少しでもおさえる対策として、参考までにかいておくね。

 

対策

 

重いものを持つ作業が多い日は、腰バンドを付けていき、なるべく膝を使って持ち上げるようにする。

 

窯担当の日は、手首のサポーターをつけていく。

 

冬場は、足先が冷えないように、五本指の絹靴下をはいて綿ソックス、毛のソックスなどの重ね履きをする。またはホッカイロをつける。

 

夏場は、汗をかきやすいため汗を吸収して出す肌着をきたり、首に巻くクールタオルを使ったりして自分の体を冷やす。

 

 

こんなちょっとしたことで、体のキツさが半減するよ。

 

早起きが苦手

やはりパン屋さんは朝が早い!

どうしても、パンを買いに来るのが、朝から昼くらいに集中してしまうため、

その時間にある程度のパンを並べていたいもの。

そうすると、パンが出来上がるまでにだいたい3~4時間(パンの種類によって違いますけど)

はかかります。

ですので、早い時間から作り始めるため4~6時出勤は当たり前となるんです。

早朝勤務の参考ページはこちらへ…(早朝のパン屋バイトはお得!)

 

低血圧の方は朝が弱いですよね。

そうなるとかなりツライかもしれません。

 

 

 

肌の弱い人

販売、製造とも必ず洗い物があるよね。

洗剤を使って道具やトレー、トングを洗ったり、手を1日何回も洗ったり…とかなり肌への負担がかかります。

 

手がひび割れたりすると、製造の方では、傷が商品に触れないように手袋着用になり、やりづらかったりしてちょっと厄介になるんだよ。

 

普段から手荒れしてる…とかアトピーの人は覚悟しておかないとダメかもね。

はじめから店長と相談しておけば、水仕事は極力少なくしてもらえたりできるかもしれないよ。

 

 

こんな感じで、パン屋さんで働くにはキツイ部分もあるけれど、それより何より

パンが大好きという思いがあるならば、大丈夫。

はじめに知っておけば、

あれっ意外に楽かも…なんて思えるかもよ。

 

 

 

 

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